アイデンティティーの大切さ 投稿者: MAI SASAKI2020-08-282022-09-08国際経験 こんにちは、佐々木舞です。 前回、前々回「帰国子女」についてとそれを踏まえた私の人生(笑)についてお話をしてきました。 今回は、前回の記事の最後に登場したお仕事につながる(給料UPにもつながる!?) 経験や得意なこと+英会話力+◯◯ の、◯◯とは何かについてのお話です。 勘の良い方はもうお気づきかもしれません(笑) そう、それは「日本人」としてのアイデンティティーです。 海外に出て国際的なお仕事をしたい!海外留学に行きたい!国際交流をしたい!友達を作りたい!恋人を作りたい! と思っている方はぜひ最後まで読んでくださいね。 何故アイデンティティーが大切? 海外でお仕事をするようになって数年が経ちますが お仕事でもプライベートでも多国籍の人々が集まる場では普通のことのように 「自分の国ではこうだけど君の国ではどうなの?」 といった質問をされます。 自分の国についての質問に答えられないと「自分の国のことなのに知らないなんて…君は一体何人なの?」と思われてしまい ふわふわと捉えどころのない頼りない印象を与えて信用問題に大きく関わってきます。 自分の国に関する質問にきちんと答えることでアイデンティティーをしっかりと持っていて地に足のついている一人の「国際人」としてリスペクトされます。 その後のお付き合いの中でも発言にきちんと耳を傾けてもらえるようになりスムーズにコミュニケーションをとることが出来ます。 知識の幅=質問の質=広い視野 なぜ、自分の国に関する質問に答えることができるとリスペクトされるのかというと 自分の国に関する知識を持っている分他の国に対する視野も広いと思われるから というのが大きな理由かなと肌で感じています。 「客観的に見る視野が備わっている人」という良い印象を与えることができるのです。 私自身の経験談としては過去のブログでもお話したように「日本人なのに日本のことを知らないコンプレックス」を克服するために日本の歴史や地理、文化などの知識や情報を仕入れて視野がかなり広がりました。 日本に関する情報と照らし合わせながらいろんな国の人とコミュニケーションをとっているので毎回会話がかなり盛り上がります。 日本文化ってもう世界的に知られてるんじゃない? 「日本食とかアニメが海外でも流行っているから、日本について知っている人結構多いんじゃないの?」って思われがちなのですがそういう印象を持っているのは 実のところ私たち日本人だけです。 コロナが広がる前まで年間で3000万人以上の訪日観光客が訪れるほど観光地として日本が世界で認知されているとは言え 実際に海外で日本について知っている人や旅行で日本に行った人に出会う確率はとても低いです。 なので、海外に行くときは 自分が日本人の代表として日本について自分なりに調べて答えを準備しておくことをオススメします。 よく聞かれることはどんなこと? よく聞かれる質問としては 日本の基本情報(形や大きさ、季節、天気、総人口)年間行事(初詣、お祭りなど)宗教食べ物レジャーおすすめ観光地 こんな感じでしょうか。 受験生のような細かい知識は必要ありませんが 最低限上に挙げた情報を準備しておくとコミュニケーションがスムーズになります。 あとは、上の情報に加えてさっくりと日本地理や日本史も把握しておくことをお勧めします。 そう聞くと過去の私と同じように苦手意識に負けてしまう人も多いと思いますので 下の方に実際に私が苦手を克服したお勧めの参考書と勉強方法をまとめました。是非チェックしてみてください。 日本人代表としてお話をする場合「日本全体」の情報にプラスして自分の地元での経験をストーリーで伝える準備もしておくと尚のこといいです。 年間行事や食べ物についてなどは「日本」として紹介されているものと「都道府県民」の地元独特のものと比較して説明すると面白がられます。 特にお祭りはかなり珍しがられるので実際にお祭りの時に写真をたくさん撮っておくことをオススメします。 私が日本史と地理の苦手を克服したお勧めの参考書 この章では案件とかではなく私が実際に使って苦手を克服した本気でお勧めする参考書を勝手にお勧めさせていただいてます! ◆◇ 日本地理が苦手な人 ◇◆川島隆太先生の『脳が活性化する大人の日本地図 脳ドリル』 →日本地図と共に写真や絵が多用されていてとても見やすいです。 日本の都道府県や県庁所在地の他にも有名な温泉やお祭り、お城、ロケ地など色んなジャンルから日本のことを把握できるのでお勧めです! 私も実はこのドリルで苦手を克服し日本についての勉強が楽しくなりました。 ◆◇ 日本史が特に苦手な方 ◆◇後藤武士さん著書の『読むだけでスッキリわかる日本史』 →この本は語り口調で書かれているので人気塾講師の面白い授業を受けているかのようにスラスラと読み進めることができます。 他には、最近だとYouTubeで勉強するのもお勧めです! 特にオリエンタルラジオの中田敦彦さん(あっちゃん)のYouTube大学。 本当に面白くて頭に残るのでかなりお勧めです。私の生徒さんにもお勧めしてます。 日本の神話である古事記と日本史の動画は全て必見です! まとめ 留学や仕事で海外に出る場合 英会話力、語学力以外に 日本人としてのアイデンティティーをしっかりと持っていると 国際的な人としてリスペクトを持って接してもらえますよ といった内容をお届けいたしました。 語学力がいくらあっても 日本についての情報や知識がなければ 日本についての質問に答えられません。 「あなたはどこの出身ですか?」 となって信用されなくなってしまいますので 予め準備をしておきましょう。 ということで 今日はここまで。 I hope you enjoy reading this article. Have a nice day!